樽川線舗装路面改良工事

工事の目的

道路は長年の使用により、車両の通行や気温の変化などによって徐々に劣化していきます。舗装が劣化すると、ひび割れやたわみが発生し、走行時の不安定さや振動や騒音の原因になるほか、道路の安全性にも影響を与えます。

オーバーレイ工事は、既存の舗装の上に新しいアスファルトを舗設することで道路を補修する工事です。道路を新しく作り直すよりも効率的に施工でき、短期間で道路を綺麗にすることができます。

施工の流れ

  1. 既設舗装面の高さ測量
    最初に現在の道路の高さを測量します。レベルなどの測量機器を使用して道路の高さや勾配を確認し、新しく舗装する際の仕上がり高さを計画します。
  2. 舗装切削施工
    既存の舗装を切削機で削り取ります。舗装の表面を一定の厚さで削ることで、新しい舗装を施工するためのスペースを確保します。また、傷んだ舗装を取り除くことで道路の耐久性を高めることができます。
  3. 路面の清掃
    切削後の路面に残った砂や粉じんを清掃します。スイーパーを使用して路面を綺麗にすることで、新しい舗装がしっかりと接着するようにします。
  4. アスファルト乳剤散布
    新しい舗装と既存の舗装をしっかり接着させるため、アスファルト乳剤をディストロビューターなどで散布します。この工程を行うことで舗装同士の密着性が高まり、舗装の耐久性を向上させることができます。
  5. アスファルト舗設
    アスファルトフィニッシャーを使用して、新しいアスファルトを道路に敷き均します。重機オペレーターと作業員が連携しながら施工を行い、道路の幅や厚さを細かく確認しながら作業を進めます。
  6. 転圧作業
    敷き均したアスファルトをロードローラーやタイヤローラーで転圧し、しっかりと締め固めます。転圧作業を適切に行うことで舗装の強度が高まり、長持ちする道路になります。
  7. 仕上げ確認・完成
    最後に道路全体の仕上がりを確認し、段差や施工不良がないかをチェックします。安全で走りやすい道路環境が整ったことを確認して、工事完了となります。

工事のポイント

オーバーレイ工事では平坦性や水溜りが無いよう舗装の仕上がりの綺麗さが求められます。それが道路の使いやすさに大きく影響します。

そのため、舗設作業ではアスファルトの温度管理や転圧作業のタイミングなどを適切に行うことが重要になります。また工事中は交通規制が比較的広範囲になるため近隣の施設や住民の方々に協力してもらうため、頻繁に工事工程の説明を行いました。

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